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「アン姉とアン兄のロシアゆうゆう紀行」 第14回 [友人の美術館]

新型コロナ感染拡大防止の「非常事態宣言」発出
人と人との接触を8割減らす外出自粛に努めましょう。「STAY HOME」
ストレスが溜まっているみなさまに、友人のアン姉さんとアン兄さんが昨年訪れたロシアの歴史建造物と風景を
お二人の卓越したお写真と趣向ある文章でリフレッシュをして、お楽しみください
エカテリーナ宮殿
サンクトペテルブルグ エカテリーナ宮殿
宮殿内部の紹介です

全長740mの宮殿には40室の公式ホールと100室以上の私室が存在すると言われています。

 

そのなかでも、2階の17室が黄金のアンフィラーダ※になっていて、

漂流民となった大黒屋光太夫がエカテリーナ2世に謁見したことで知られる

「鏡の広間」(大ホール)と「琥珀の間」が最も有名です。

 

井上靖著の「おろしや国酔夢譚」にも描かれています。

 

※並んだ部屋の同じ方向にある扉を開くと1本の廊下が貫くように見える吹き抜け構造

 

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窓から差し込む陽光に照らされ黄金に輝く大広間 

 

大量の金が使用されています!

ベルサイユ宮殿を参考に作られたこの大広間。ところどころに鏡がはめ込まれ、

奥行きが広がるように工夫されているので「鏡の広間」とも呼ばれています。

 

この鏡に光が乱反射し、より一層、金ピカ効果を狙っているような・・

ベルサイユ宮殿の鏡の間よりもベタな感じ?! とアン姉さんの印象です

 

遠近法を活かし、天井をより高く見せるように描かれた天井画「ロシアの勝利」にも注目!

あちらこちらにエカテリーナの「E」の文字が描かれています。

 

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人の波が途切れた大広間では、寄木細工模様の床の美しさが目を引きます

 

20200412_03.jpg

 

大広間から控えの間へと続きます。

 

次々と部屋が連なる様子がわかりますか? これがアンフィラーダです。

 

 

 

 

Photo by アン姉とアン兄/cordinated by アン姉/Fotografica E Cachorro/All rights reserved

 

 

 

 

 


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