「サピエンスの未来」と「少年と犬」 ぐっちの読書メーター [本のこと]
知の巨人の立花 隆さんはやはり知の巨人。
「サピエンスの未来」は東大での講義のまとめだが、20年以上の前の講義だと思えないほど、古くささはありません。 立花さんは学生に「テイヤール ド シャルダン」を知らないか?
でほとんどの学生が知りませんでした。 北京原人の発見の一役を担ったのですが、もちろん、ぐっちは知りません。 シャルダンの進化論の紹介が中心となっていますが、「見ること」の大事さを説いている、なんて単純なことはいえないほど、壮大な進化論。 難しいですが、内容はとても面白かったです、用語、人物名が出てくるたびに調べながら、読了いたしました。
先に読んだGパパが「泣けてきた」と言っていた
「少年と犬」 馳 星周さん 2019年の直木賞受賞作です。
昼間、母をケアし、パソコンの前で、「サピエンスの未来」を読み、
眠る前に「少年と犬」を読みました
図書館で約1年待っただけありました。 主人公である、多聞に係わる人々の物語ですが
震災からの話で、それぞれの 多聞とかかわる人々は、この多聞と会って、自分の人生を考え、見直し
この犬に会ったことが幸せになり、多聞を深く想って離れていくのです
最終章ではこれが多聞の望みだったのだ、と涙が自然どころか、涙が止まりませんでした。
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晴耕雨読 [本のこと]
今年4月に「知の巨人」といわれた立花 隆さんが亡くなりました
膨大な著書の1つの中から
図書館の予約からようやく順番がきたのが
「サピエンスの未来」
読み始めましたが、冒頭から難しい・・
大好きな ブラームスのピアノ協奏曲2番を聞きながら読んでいるのですが
ブラームスの成熟期で最高傑作と思う 協奏曲2番の方に集中が・・
睡眠書になりそうですが、読了目指して ガンバリます
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2年間待ってました [本のこと]
図書館から本を借りるようになり、読書のスタイルを買うより借りるにしたのも、友人のアン姉さん、アン母さんのおかげです。
そして、予約をしたのは、2019年の秋だったようです
既に忘れていましたが、このたび、自分の番がやってきて、2年待ってたことに気が付きました
直木賞と本屋大賞のダブル受賞ということで話題となり、内容がピアノコンクールで予約したような・・・
その後に、漫画化 映画化とされた作品です
すでにプライムで観てしまったし。 メインキャストの1人が大好きなドラマの「ドラゴン桜」に出ていたな
とか、コホン 分厚い2段構成の長編小説になってます
同時に2冊も予約がきて、すでに1冊読了、あと1冊は全くジャンルが違うので同時並行読みをしようと
このような長編小説は
「よし!!」と言ってメガネをかけてから、始まらないとなんですが、
はたして、読み切れるのか? 2年経ってせっかく回ってきたのだから、後に予約待ちしている人がたくさんいるので、がんばる!!
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本日は啓蟄 [本のこと]
冬眠 冬ごもりから目覚めて虫たちが動き出すのが’啓蟄’
図書館から借りて本を読んでいるので、眠っているわけではないのですが、「この本買って手元においておこう」
の虫が蠢きだしました
渋沢栄一さんの「論語と算盤」
この方の名前を知ったのは 学生のころ、亡くなった父が城山三郎さんが好きだったので「雄気堂々」を読み、内容が難しかったのか記憶になく、数年経って大学の教養の「経済学」で’日本資本主義の父’として話してくれたが
世に知られていないのが残念と先生が嘆いていたのに記憶。 同時に前島 密 郵便だけでなく新聞など多岐にわたり日本経済の功績者と話していました。
それから長い年月が経って 一万円札の肖像と大河ドラマに取り上げられ、記憶の片隅からの一片がポロリと出て
再び図書館で城山三郎さんの「雄気堂々」を借りて、「論語と算盤」を手元にずっと置いておこうと本を買いたい虫が出てきました
もう1冊は枡野俊明さんの「禅 シンプル生活のすすめ」帯にラク~に生きる人生のコツとなんだか軽い言葉が書かれていますが、中味は「自分の頭で考える」 「自分にないものを求めない」 「タイミングを良くする」などうなづかせるものばかりです
写真には撮りませんでしたが もう1冊買いました
ボード シェーファーさんの「マネーという名の犬」 12才からのお金入門
日本だと小さいころからお金については学ばない むしろなんだか人前で話すことがはしたないことだと忌嫌われているようだが、この本は投資だけでなくて世の中のしくみを学ぶ 「決めたことは72時間以内にやる」など為になるものです、 本当にわかりやすく書いてあります
この3冊と以前に買った「孫子」 図書館から借りてきた本が尽きたら かわるがわる読んでます
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曇天と読書と [本のこと]
昨日の夜から雨が降り、午後ちかくになっても曇り空
うすら寒く、黄色に染まってきた銀杏の姿も冴えません
(曇天での黄葉を撮るとくすんでキレイでないとGパパは言ってましたが)
天気も良くなくで、図書館から借りてきていた本を読了
1年近く待って読んだのは
「マジカル グランマ」 柚木麻子さん
主人公の正子は上品で優しいおばあ様の外見を見事に裏切るほどの、身勝手で強欲なババアと汚いお言葉で恐縮です
若い頃女優を目指していたが結婚して引退。 再び女優になりたくて縁側で日向ぼっこしてそうな穏やかな理想の「ちえこばあちゃん」という役をゲット、しかし夫は有名監督であるが、家庭内離婚でその夫が突然死したのを知ったのは5日後。 人を睥睨した態度がついつい出てしまい大炎上。この辺りでムカムカイライラして読み飛ばそうかと思いましたが、次はどうなる? どうする?でこうなりましたか?で読み終わりました。
目的のためにここまでやるのかと年齢を感じさせない、マジカルグランマの行動力に脱帽しました。
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ぐっちの読書メーター 佐方シリーズ [本のこと]
遂にというか、グラフの傾向から高止まりしていたので、これは上に伸びる傾向と思っていたら、やはり
300を超えてきました
自粛要請によるためか、図書館は「かりる」の待ちはソーシャルディスタンスを皆様保ちながらの大行列(4連休で読書はとっても良いことです) で、食料が・・でスーパーに行くと混んでます。缶ビールが売れてました(ご多聞にもれず、ぐっちもシッカリと買いました)でピザ屋に予約していたので寄ると店内はテイクアウトでピザが出来上がるのを待っているので混雑で外で待ちました。 さすが、このピザ屋はGO To除外に好機とみたか、でテイクアウトが半額と打って出たかいがあるというものです
イッキ飲みではなく、(もうこんなことしたら、命を失うので、ビールは温かくならない程度のスピードで飲み
ワインはゆっくりと飲みます)
満腹でほろ酔いでひと眠りしたので、ここからが本番でイッキ読み
佐方貞人のシリーズは好きです
「孤狼の血」の日岡さんも好きなので、最新刊を図書館に予約しましたが、110人待ち
いつ読めるのかな~ 首ながくして待ってます~
図書館待ちで1年以上経っているのが「FACTFULNESS」こうなりゃ、待ち続けます
詠みながら バッハのピアノ協奏曲1番の1楽章と3と同じく7番の1楽章
グレングールドがぐっちの中では特出です。 もともとはチェンバロ協奏曲でいろいろなピアニストで聞きましたがグールドが弾くのがチェンバロを思い浮かべるようなピアノの音が素晴らしく、曲のスピードも今の若い人々は速すぎて、力強過ぎてで、グールドがぐっちの中では一番です。
2曲が終わったら、グールドの弾くゴールドベルクを聴いてで、読み終わりました
完読しようかと思っているシリーズが
「逆説の日本史」井沢元彦さん著 1巻から読み直して、でもぐっち地方ではビジュアル版しかなく、読みづらいなあですが終わりまでがんばろうと思ってます
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ぐっちの読書メーター メンタルトレーニング [本のこと]
暴風雨を伴う 超危険な台風19号。
DIYを割とよくするので(オヤジDIY)養生テープは欠かしたことがないとはいえ、補充しておこうと一昨日にホームセンターへ行ったら「昨日で売れきれです」とのこと。
戦火の下をくぐりぬけてきた母は昔とった杵柄。大きなローソクは常備、数日前にはパックごはんに菓子パンと水を準備していました。
戦時中の窓の飛散防止のやり方を教わりながら、食器の下に敷くビニールのシートと養生テープで窓に目張りをして、物干しざおを下ろし、ヒモで結びつけて固定したりなどの準備はやるだけのことはしました。
台風が去るまで堪えてくださいと祈るだけです。
雨読で「コーピング」の本を読むことにしました。
この作者の本は「ここ一番に強くなる」をもりとJKCのドッグショーに出ていた時に読み、実践してみました
アガることなんてなかったのに、時を重ねるごとに、アタマが真っ白になるし、キンチョーするのです。
ポジティブな独り言は良いことと書いてあったので
恵林寺の和尚の快川紹喜の有名な「心頭滅却すれば火も亦た涼し」をリングでステイをしていた時にぶつぶつ言ってました。そして、腹式呼吸。 不思議と無心になれて、落ち着いてできました。
超巨大超強力台風の列島縦断にいいようのない、不安が募ります。
この本はアッという間に読めます。ぐっちは不思議と気持ちがスッキリするのです。
未曽有の災害にならないように、みな無事でと祈るばかりです。
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「論語と算盤」 [本のこと]
終日 雨の予報 ’晴耕雨読」と決め込み、図書館より借りてきた本を読むことにしました
お札になるという、日本実業界の父と言われる「渋沢栄一」その名著である「論語と算盤」。
斎藤孝さんが非常にわかりやすく解説してある こども「論語とそろばん」を読みました。
こどもようなんて、大人が読んだほうが良いと思われる本です。
晴耕雨読により [本のこと]
朝から晩まで雨である。
図書館から予約していた本がタワーになってきたので、「晴耕雨読」であるで’読む’ ひたすら’読む’
私の後に47人待っている 「盤上の向日葵」 柚月裕子
この本から読む!
この作家の検事のシリーズが好きで、この度は将棋が絡む話とのこと、Gパパが将棋を指すのと毎週 将棋番組を視ているので私は耳学問程度で全くダメだが将棋関連小説は好き。しかし
’2時間ドラマ’にピッタリと思いました。 清張の「砂の器」のようだと思ったのは私だけか。
主人公の生い立ちと環境があまりに酷。将棋は天才で頭脳も秀才。捨てる神あれば拾う神ありで、唐沢夫妻が手を指し伸ばすが。 終盤は、やはりの悲劇。
途中から「リーチ先生」 原田マハ を読み始めてしまった。
史実に基づいたフィクションとあるが、柳宗悦や高村光太郎など出てくるので、フィクションとは思えない。あまり知られていないであろう、イギリスの陶芸家バーナード・リーチ。有名になるために陶芸を作るのではない、ただただ喜びのために作る。華美なものより実用的なものに赴きがある。 読んでいるうちに、光景が浮かび、涙が浮かんできます。 本は厚みがあり、内容は重厚です。 久々の大作に会いました。また読んでます
これまた途中から寝る前に「居眠り磐音 江戸双紙 14巻」を読み始めた。
一番最初に読み終わったのは「居眠り磐音」 次に「盤上の向日葵」 まだ読み続けているのは「リーチ先生」
雨が止んだら、歩こう。 それまでは読もう。
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冬の青空 ぐっちの読書メーター [本のこと]
12月14日は「赤穂浪士 討ち入りの日」
そして、3年前はアディの初七日。
近頃、「赤穂浪士」関係のTVの放映がなくて少々寂しい。時代劇チャンネルでは放映しているのかしら?
時代劇好きですし、時代小説好きですし、
「古着屋 総兵衛」シリーズが好きで、「新 古着屋」シリーも16冊目を図書館からつい最近借りました。
いまハマっているのは破天荒で面白い 「無敵の殿様」 早見 俊さんのもの。
早見俊さんのはとにかく面白くて、「公家さま同心飛鳥業平」など全部読みました。
時代小説ではないものも読みます
頷いて考えさせられて、バイブルにしようかと思ったのが
永田和宏さんの「知の体力」 Gパパが図書館から借りて読了したところ、「これは良本なので、読んだほうがいいよ」でぐっちも読みました。
来るべき事態に備えて、自分なりに対処していくには、蓄えてアウトプットしてで体力を養っていく、帯に書かれている「自分自身の鍛え方」。 心に響きます。なかなかアウトプットできないオバサンになっても努力は続けていこう。
読了して、外に出て、天を仰ぐと
澄んだ碧空。
(コンデジで撮ると、カメラ側で鮮やかに自動補正しているから、やたら碧い)なんてヤボなことは言わずに
モチベーションが上がる1冊でした
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