正倉院の世界 御即位記念特別展 後期 [展覧会見学]
ふたたび上野へ降り立ちました。
週末の土曜日、お天気も良いこともあって混雑は覚悟の上で
「正倉院の世界」展は前期と後期の展示物に分かれています。
私が見たかったのは
前期は既に著出しましたが、螺鈿紫檀五弦琵琶で母とGパパと3人で見に行きました
後期は 漆胡瓶と竜首水瓶と白瑠璃椀で母は「もう混雑はいいわ」でGパパは仕事がありで1人で見に来ました。
会場は混雑していましたが、私の見たい目玉の3展示物は会場をだいぶ進み最後の部屋のほうだったので、前期の展示物は素通りして、ひたすらまっしぐらです。 見学者の多くは第5章の「工芸美の共演」に到着するまでに疲れたらしくて、ガラスケースの前はガラガラでしたので、じっくりと見ることができました。
堪能いたしました。
写真OKのエリアはGパパが撮ってくれたのですが
ぐっちは校倉造りのここの部分が好きなのでコンデジでパチリ。
そして、おみやげは前回売り切れだった
碁石のマーブルチョコ
螺鈿模様のクリアケースと平螺鈿背円鏡をかたどったミラーの3点
満足して帰途についたのでした
Photo by ぐっち@CANON Powershot G9X Mark II/Fotografica E Cachorro/All rights reserved
「正倉院の世界」 御即位記念特別展 見学 [展覧会見学]
東京国立博物館 平成館で「正倉院の世界」展が開催されているので、母とGパパとぐっちの3人で見学してまいりました。
前期 後期と分かれての展示です。
歴女まではいかない、歴オタオバサンのぐっちはこの正倉院展を見たい、絶対に見るの決意で特に
前期の展示 「螺鈿紫檀五弦琵琶(らでんしたんごげんびわ)」
「平螺鈿背円鏡(へいらでんはいのえんきょう)」
二品とも、正倉院宝物を代表する優品、名品です。
じーっとじっくりと見ました。
なによりも、史上初めて同時公開される「東大寺献物帳」の筆頭「国家珍宝帳」と「法隆寺献物帳」(国宝)は観なければで、入口を入ってすぐのところに1巻まるまる展示されているのが圧巻でした。
聖武天皇の77回忌に光明皇后が献納、同じく皇女の孝謙天皇が法隆寺に献納したものです。
ぐっちには読み解くことはできませんが、見入っていました。
最後の部屋には「写真撮影」できるエリアがあります。
正倉院 南倉の一部 実物大の模型です。
左の方にシルエットで170センチくらいの男性が立っているので、その大きさが実感できるはずです。
あまりにも有名な 高床式 校倉造りの正倉
錠前は海老の形に似ているので、「海老錠」と言われていて、天皇陛下のご親書によって封印された「勅封」も再現されています。
校倉造りは断面が三角形の部材(校木)を井桁に組んで壁にする建築構造。 1300年近くを経ても良好な保存状態を保っているのは、この校倉造りのおかげと習ったのですが、今や調査で宝庫内外の湿度に差異はないそうで、否定されてしまっているようです。ぐっち的にはなあんだでガックシ。 復元であっても校倉造りを見てドキドキしたのにです。 いまや宝物を収めた「唐櫃」の効用が大きかったそうです。
正倉院 中倉の再現
麻布で縛られた「勅封」のついた海老錠の再現
模造 「螺鈿紫檀五弦琵琶」
これは明治時代に復元されたものらしいです。
実物の琵琶の展示は他の部屋です。その部屋には同時に8年の歳月をかけた復元模造品の琵琶は実際に演奏可能な楽器として復元されたようです。 その際、弦は上皇后 美智子様が育てられた養蚕。その部屋は琵琶の音が鳴り、幻想的でした。
あまりにもあまりにも有名な ラクダに乗った胡人(ペルシャ人)となつめやしの文様
表も見事ですが、裏の見事さに声が出なかったです。
模造でさえ、素晴らしいのですから、会場内の1300年の歳月を経た実物の琵琶をあかずながめんでした
模造 螺鈿紫檀阮咸(らでんしだんげんかん)
中国の西晋時代の隠者の 阮咸が愛用したのでこの名がついたといわれている
Photo by ぐっちパパ と ぐっち/Fotografica E Cachorro/All rights reserved
特別展 国宝「東寺」見学 [展覧会見学]
10連休が始まったばかりの「昭和の日」の29日に母とGパパとぐっちの3人は東京国立博物館で催されている「東寺展」の見学に行ってきました。
空海と仏像曼荼羅 仏像を拝見するのが大好きです。 今回は15体の仏像と空海が使用していたという仏具の公開があるというのでなおさらです。
連休中なので混雑は覚悟しておりましたが、チケットを買うまでにこの有り様
高齢の母を並ばせるわけにはいかないので、
Gパパと向こう側に座って待ってもらうことに
漸く中に入りました。
チケット買うまでの所要時間 約20分
母とGパパと合流して 開催されている「平成館」に向かうと
また行列。 中に入るまで20分と案内されました・・
あ~曇天を選んでよかった。
佐々木蔵之介さんのナビゲーターの音声ガイドはこ展覧会にピッタリ。
涙が出てくるのが途中で入る ご声明 「金剛界唱礼」
今回絶対に行きたいと思っていたのは、国宝「帝釈天騎象像」が撮影できること。
一体のみの撮影です。
最後の部屋で、ぐっちはう、チケット買うのに並び、会場に入るのに並び、会場を歩き、歩きで歩き疲れて最後にメインイベントが来るとは、なんて酷と思いましたが、この部屋の15体の仏像を見ずして結構というなかれ(日光を見ずして結構というなかれのパクリ)の根性でした。
もちろんGパパの撮影です。
図録と専用バッグを母に買ってもらい(図録を手に入れるなんて何十年ぶり~)
帰宅しました。
家でビールとおつまみで3人で「お疲れさま」会。 休日の楽しみです。
歩き疲れた体にビールは心地よい眠りを誘います。後はクウクウとお昼寝でした。
Photo by ぐっち&ぐっちパパ/Fotografica E Cachorro/All rights reserved
万国フェスタ [展覧会見学]
昨日は久しぶりに心身ともに疲れ果て、やる気減退。
そうなると、家の中で鬱々が続いていくので、
「気分転換にカメラもって外に出ようか」のGパパの一言でみぃみぃともりを連れて歩きに出ました。
公園から、賑やかな歓声が聞こえてきます。 たくさんのテントも、そこからおいしそうな匂いが・・・
近づいていくと、オリンピックの正式種目となった「ボルダリング」の大きな壁。
「がんばれ~!!!」
チアも行われていて、盛り上がってます。
たくさんの国のブースが並び、フード、音楽、特産物の紹介をしています。
そのうちの1つ、ニカラグアでは特産のコーヒーを大使自らアピールです
左はニカラグア共和国の特命全権大使のロドリゴ コロネルさん
流暢な日本語で「アニメおたくです」
素敵な笑顔を振りまいていらっしゃいました。
ポーランド共和国(POLSKA)のブースの前で、民族衣装に身を包んだ素敵な笑顔の美人さんと
記念撮影をしていただきました。
あそこの国のウィンナー食べたかったぁ(すでに売れきれ)と一緒にビール飲みたかったぁと
会場を笑いながら後にして、道端の花々を撮りながら、帰途に向かう時にはすっかり陰鬱な気分は晴れ晴れな気分に変わってきたのでした。
Photo by ぐっちパパ/Fotografica E Cachorro/All rights reserved
「大報恩時展」鑑賞記 [展覧会見学]
めったに「連れていってほしい」とぐっちとGパパに言わない母が新聞に掲載の記事を指して、
「観たい!! 連れていって欲しい」と懇願された、上野の東京国立博物館で開催されている「大報恩寺」展
ぐっちは小学生の頃より仏像鑑賞が好きでした。
周りの大人からは「子供ながら抹香臭い趣味」と言われてました。
Gパパは仏像はもちろんのこと美術鑑賞が大好き。
「お母さんを連れていってあげよう。 親孝行しなくちゃな」と言ってくれたので、
「そうだ、大報恩寺展を観に行こう!!」でぐっち、Gパパ、ぐっち母の3人で行って参りました。
なにせ、秘仏とされているご本尊の「釈迦如来坐像」と「十大弟子」が同じ空間に展示されているだけで震えます、そして中央に展示された「釈迦如来坐像」の前で音声ガイドからのご住職による読誦を聞きながら、お姿を拝見していると、涙が出そうになり、手を合わせてそうになりました。本当に感動を受けました。
六観音の中の聖観音像は撮影OK。
近頃は博物館も美術館も撮影OKにしている箇所があるので、コンパクトデジカメ(CANON Powershot G9X Mark II)を持参。
このコンデジは非常に有能でお気にいり。スナップとして、博物館、美術館のお供など、 一眼のサブ機の1つとして使ってます。
十大弟子像、六観音像はもちろんのこと、経年劣化で壁画が肉眼ではほとんど見られないのに、赤外線カメラで
の撮影の写真の展示など、仏像だけではなく、隠れた見どころがありました。
母は初めて音声ガイドを使って鑑賞してで「観れて良かった。(ガイドで)わかりやすくなって良かった」と興奮気味で大喜びをしていました。
なによりも家族一緒に鑑賞に行ったのが嬉しかったようです。
Photo by ぐっちパパ@CANON Powershot G9X Mark II/Fotografica E Cachorro
「縄文 JOMON 1万年の美の鼓動」見学記 [展覧会見学]
ぐっちは学生の頃に「考古学研究会」に入っていたので、今回の展覧会「縄文」は絶対に見学したいと強い希望を持っていました。
特に縄文時代の国宝は6点。 7月31日以降は6点勢ぞろいの国内初めての展示。
しかし、そのうち5点までは「国宝展」などで見たことがあったのですが、残り1点の’火焔型土器’と言われる新潟県の笹山遺跡で出土された土器をこの目で見てみたいのが主な目的の1つ。
縄文時代は1万年以上おそらく世界で類を見ない同時代が約1万7千年ほど続きました。
前期、中期、後期、晩期に分けられます。
縄文というと縄で模様をつけた地味な土器のイメージですが、近年発掘が進み、漆を塗った土器、豊穣を祈ったであろう土偶、装飾品、服も数多く、発掘されて、その独創的なデザインは現代にあってもおかしくないぐらいのものです。
入口をくぐると、すぐに漆を使った土器、鹿角製の釣り針、針、貝で作ったブレスレットなど、「これが縄文時代に作られたのか」と感動しました。
主な目的の「国宝」の火焔型土器はちょうど見るのに疲れてきたころにやってくるので、展示スペースにはほとんど人がいませんでしたので、じっくりと拝見することができました。
後半は土器でも、人文字や、人形のような模様のついたものなで、珍しい土器類が圧巻ですので、ペース配分しながらみるのがおすすめです。
そして、見終わり、出口を出ると 縄文説明ビデオ10分を見て、「日本の考古」の部屋へ。
須恵器、円筒土器、馬型土器、刀剣など必見です。
堪能して帰って参りました。
Photo by ぐっち/Fotografica E Cachorro/All rights reserved
2017年 「第57回 蘭友会らん展inサンシャインシティ」見学 ④ 終章 [展覧会見学]
洋ランの女王と言われる 「カトレア」
花弁の色もリップの形、模様の入り方も違います
濃い紫 見事な色です
白に紫のストライプ
白に濃いピンクよりも朱色に近い色の入った綺麗なカトレア
薄紫が美しい
透明感のある薄い紫の花弁のカトレア
さすが、洋ランの女王といえるカトレア
圧倒されました
Photo by ぐっちパパ@Fotografica E Cachorro/All rights reserved
2017年 「第57回 蘭友会らん展inサンシャインシティ」見学 ③ [展覧会見学]
枝垂桜のように咲くデンドロ
毎年この種族の蘭に会っていて そして、サクラソウのようだと思いますが
名前が覚えられません。
会場には見ごたえたっぷりの蘭が展示されていて、時間を忘れて見ておりました
Photo by ぐっちパパ@Fotografica E Cachorro/All rights reserved
2017年 「第57回 蘭友会らん展inサンシャインシティ」見学 ② [展覧会見学]
デンドロビウム トリチェリアナム ’サナル’
まるで星のような花弁
なんという種類か名前は知らねど
清楚に咲くこの花はまるでフローラと想い撮ったGパパです。
バンダ
そういえば10年近く前に買ったウチのバンダは全く咲かない。
でも枯れない。 毎年少しずつ成長している。 ということは いつか咲くのか??
まるで鳥のくちばしの様に咲く蘭
あ、コレコレ、昨年も見て 蘭というよりパンジーみたいと思ったのに、名前がわからない。
小さく、たぶん 咲いているのだろうと思う蘭
(みぃみぃ蘭とか パパと二人で言ってました)
2000種類以上といわれる蘭の花。今更ながら多い種類に感服。
それを大事に育てあげて、咲かせる作者に感動します。
なんと珍しい蘭!!
今回も1000株以上出陳されているという会場の中でも際立って珍しい。
モノクロのような蘭
なんだか心惹かれました
Photo by ぐっちパパ@Fotografica E Cachorro/All rights reserved
2017年 「第57回 蘭友会らん展inサンシャインシティ」見学 ① [展覧会見学]
心の癒しにと、
毎年開催される’蘭友会’のらん展inサンシャインシティを見学してきました。
お花、特に蘭の花を見ると心が和みます。
奥のお立ち台の「入賞花」から
ネームは判っているものだけ記載しました(間違ってたらゴメンなさい)
カトレア ルデマニアナ ’アーサー・チャドウィック’
なんという気品に満ち溢れていることか!
セロジネ パンジュラータ
インドネシアのボルネオで高いところにまで咲いていると隣の紳士がお連れの方に説明していらっしゃってました
この淡いグリーンに惹かれる。
カトレア パープレタ
魅入られました。
作出者の方は「世界のらん展」で数度「日本大賞」を受賞なされた方です。
花の形も大きさも向きも全て同じ。 ’すごい’の一言。
目の前から立ち去りがたいほどの雰囲気がある蘭の花でした。
花弁が透けそうで儚げな雰囲気を醸し出しているのに、
まるで手を拡げているようにも見えて力強く咲き誇ってます
ミルトニア スペクタビリス ’ワルツ’
ネームを見たときに チャイコの’花のワルツ’が頭の中でリフレイン。花1つ1つが貴婦人に見えて花弁がドレスの模様。まるで鉢の中で踊っているようです
バンダ トリカラー
「おおお、強い香りが漂ってくる」と、この花でした。 原種です。 相当の高地での着生蘭。
Gパパが自分が気になった花を撮ってきた 、今回の見学記。
いつものように、ぐっちの勝手な感想文付きです。
つづく
Photo by ぐっちパパ@Fotografica E Cachorro/All rights reserved