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「アン姉とアン兄のロシアゆうゆう紀行」 第16回 [友人の美術館]
ご紹介するのは、エカテリーナ2世の時代にキャメロンによって増改築された部屋
アラベスクの間
壁や天井に唐草模様の装飾が施されていることから、そう呼ばれるようになりました。当初は控えの間でしたが、改築され公室として利用されるように・・このブルーカラーは宮殿の外観と同じ!エカテリーナ2世が最も好んだカラーですね♪
大理石の柱が特徴の「アレキサンダー1世の書斎」
エカテリーナ2世と愚息パーヴェル1世の不仲は有名な話
エカテリーナ2世の急死により廃嫡をまぬがれたパーヴェル1世ですが、
祖母である女帝から皇太子候補として溺愛され、徹底的に帝王学をたたきこまれたのは孫のアレキサンザー1世でした。
そして・・・「鏡の広間」と双璧をなす有名な部屋は、壁一面にびっしりはめこまれた6トンもの琥珀で装飾された「琥珀の間」
このロマノフ王朝の秘宝は、もとは珍しいもの好きのピョートル大帝へプレゼントされた珍品コレクションの一つでしたが、エカテリーナ2世によってこよなく愛され、エカテリーナ宮殿に移されて以降、女帝は自ら許可した者以外の入室を禁止したと伝わります。
第二次世界大戦中、サンクトペテルブルクに侵攻したドイツ軍によって持ち去られたのちの行方は知れず、この消えたロシアの至宝は、今も捜索は続けられているそうです。
サンクトペテルブルク遷都300年記念を祝うべく、1979年から24年の歳月と莫大な資金を費やし、2003年に完成されて以降、今なおロシア国内外から観光客が押し寄せ、ハイシーズンの事前予約は必至!
残念ながら、撮影禁止のため写真はなしです。
隣接されたショップに飾られていた琥珀の装飾
このような装飾が部屋の全面に埋め尽くされているのを想像してみて下さい!!
息をのむ美しさでしょう?!
これなら撮影はOKよ!とガイドさんが案内してくれました
他にも、素晴らしい部屋は数知れず。
何気なく当時のままの調度品が並べられ(実は、こちらの方が価値は高い)、まるで博物館のようになっている部屋もあったりして、現在も史実に基づいた部屋の復元作業が続けられています。
膨大な資料がきちんと残っているというのですから、ロシア人はとても几帳面なのですねぇ
Photo by アン兄とアン姉/Cordinated by アン姉/Fotografica E Cachorro/All rights reserved