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「サピエンスの未来」と「少年と犬」 ぐっちの読書メーター [本のこと]

知の巨人の立花 隆さんはやはり知の巨人。


「サピエンスの未来」は東大での講義のまとめだが、20年以上の前の講義だと思えないほど、古くささはありません。 立花さんは学生に「テイヤール ド シャルダン」を知らないか?

でほとんどの学生が知りませんでした。 北京原人の発見の一役を担ったのですが、もちろん、ぐっちは知りません。 シャルダンの進化論の紹介が中心となっていますが、「見ること」の大事さを説いている、なんて単純なことはいえないほど、壮大な進化論。 難しいですが、内容はとても面白かったです、用語、人物名が出てくるたびに調べながら、読了いたしました。


先に読んだGパパが「泣けてきた」と言っていた


「少年と犬」 馳 星周さん 2019年の直木賞受賞作です。


昼間、母をケアし、パソコンの前で、「サピエンスの未来」を読み、


眠る前に「少年と犬」を読みました


図書館で約1年待っただけありました。 主人公である、多聞に係わる人々の物語ですが


震災からの話で、それぞれの 多聞とかかわる人々は、この多聞と会って、自分の人生を考え、見直し


この犬に会ったことが幸せになり、多聞を深く想って離れていくのです


最終章ではこれが多聞の望みだったのだ、と涙が自然どころか、涙が止まりませんでした。


Photo by ぐっち@CANON Powershot G9X Mark II/Fotografica E Cachorro//All rights reserved



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