晴耕雨読により [本のこと]
朝から晩まで雨である。
図書館から予約していた本がタワーになってきたので、「晴耕雨読」であるで’読む’ ひたすら’読む’
私の後に47人待っている 「盤上の向日葵」 柚月裕子
この本から読む!
この作家の検事のシリーズが好きで、この度は将棋が絡む話とのこと、Gパパが将棋を指すのと毎週 将棋番組を視ているので私は耳学問程度で全くダメだが将棋関連小説は好き。しかし
’2時間ドラマ’にピッタリと思いました。 清張の「砂の器」のようだと思ったのは私だけか。
主人公の生い立ちと環境があまりに酷。将棋は天才で頭脳も秀才。捨てる神あれば拾う神ありで、唐沢夫妻が手を指し伸ばすが。 終盤は、やはりの悲劇。
途中から「リーチ先生」 原田マハ を読み始めてしまった。
史実に基づいたフィクションとあるが、柳宗悦や高村光太郎など出てくるので、フィクションとは思えない。あまり知られていないであろう、イギリスの陶芸家バーナード・リーチ。有名になるために陶芸を作るのではない、ただただ喜びのために作る。華美なものより実用的なものに赴きがある。 読んでいるうちに、光景が浮かび、涙が浮かんできます。 本は厚みがあり、内容は重厚です。 久々の大作に会いました。また読んでます
これまた途中から寝る前に「居眠り磐音 江戸双紙 14巻」を読み始めた。
一番最初に読み終わったのは「居眠り磐音」 次に「盤上の向日葵」 まだ読み続けているのは「リーチ先生」
雨が止んだら、歩こう。 それまでは読もう。
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