「縄文 JOMON 1万年の美の鼓動」見学記 [展覧会見学]
ぐっちは学生の頃に「考古学研究会」に入っていたので、今回の展覧会「縄文」は絶対に見学したいと強い希望を持っていました。
特に縄文時代の国宝は6点。 7月31日以降は6点勢ぞろいの国内初めての展示。
しかし、そのうち5点までは「国宝展」などで見たことがあったのですが、残り1点の’火焔型土器’と言われる新潟県の笹山遺跡で出土された土器をこの目で見てみたいのが主な目的の1つ。
縄文時代は1万年以上おそらく世界で類を見ない同時代が約1万7千年ほど続きました。
前期、中期、後期、晩期に分けられます。
縄文というと縄で模様をつけた地味な土器のイメージですが、近年発掘が進み、漆を塗った土器、豊穣を祈ったであろう土偶、装飾品、服も数多く、発掘されて、その独創的なデザインは現代にあってもおかしくないぐらいのものです。
入口をくぐると、すぐに漆を使った土器、鹿角製の釣り針、針、貝で作ったブレスレットなど、「これが縄文時代に作られたのか」と感動しました。
主な目的の「国宝」の火焔型土器はちょうど見るのに疲れてきたころにやってくるので、展示スペースにはほとんど人がいませんでしたので、じっくりと拝見することができました。
後半は土器でも、人文字や、人形のような模様のついたものなで、珍しい土器類が圧巻ですので、ペース配分しながらみるのがおすすめです。
そして、見終わり、出口を出ると 縄文説明ビデオ10分を見て、「日本の考古」の部屋へ。
須恵器、円筒土器、馬型土器、刀剣など必見です。
堪能して帰って参りました。
Photo by ぐっち/Fotografica E Cachorro/All rights reserved
漫画の影響大で、かつて考古学者になりたいと思ったことがあるくらいですし、今でも死ぬまでに絶対一度はエジプトへ行きたい!と願い続けている私です。(笑)
「縄文」特別展、会場は混雑していましたか?
ここ最近の上野はシャンシャン人気もあってか、観光客がとっても多いです!
せっかく上野まで来たからついでに・・という流れになるのか、美術館も子供連れが増えたような???
「火焔型土器」素晴らしいですよね♪
出会えた瞬間、思わず、おおっと声をもらしてしまうほどでした!!
昨年まで、私も東京で何回か開催されている「国宝展」や「名品展」やらで、他の5点については観賞する機会があったのですが、この火焔型土器だけは縁がありませんでした。
でも、何年かぶりに京都で「国宝展」が開催された昨年の秋、ちょうど大阪へ行く用事があったので、寄り道をして、見てきちゃいました♪
なので、今回、アン兄から「行ってみる?!」と提案がありましたが、「つい最近、見たばかりだからいい」と却下したアン姉です(笑)
by アン姉 (2018-07-16 12:23)
☆アン姉さん
はい、私も死ぬまでにエジプトに行きたいです。
学生時代に発掘に出かけまくり、有名どころは長野県茅野市尖石、群馬県岩櫃山遺跡に多くは神奈川県、千葉県の遺跡に出かけました。その間に加曾利貝塚で縄文土器を復元で作りました。
なので縄文を見に行こうと思いました。
今回の展覧会縄文は土器は国宝級だけでなく、種類が多いです。特に漆塗注口土器は逸品です。宝冠土器も、超大型深鉢時特に私が大好きな土偶が多く出品されていて楽しかったです。
by ぐっち (2018-07-16 13:42)
こんにちは。
永い間ありがとうございました。
お元気でお過ごしください。
by YUTAじい (2018-07-17 14:01)
☆YUTAじいさん
本当に永い間ブログをとても楽しく拝読させていただきましてありがとうございました。丁寧に1つ1つパーツを制作していく過程を拝見するのが楽しみの1つでした。
お疲れさまでございました。 どうぞお体にお気をつけてお過ごしくださいますように。
by ぐっち (2018-07-18 10:46)