アディの日

アディはウチの用心棒だった。

この洋服をドッグショーで見つけた時に、即座に買った。

そして、ペーパーナイフの刀を剣道専門店まで行って買った。

実に頼もしい用心棒であったが、食べ物に執着しすぎるのがタマに傷であった

冷蔵庫の下に前足をつっこんでいるなと思ったら

埃にまみれた干からびたニンジンを探し当てて、口に咥えてニンマリした時には

怒るよりも先に大笑いをしてしまった。

晩年、重度の腎臓病となり、点滴を数日おきにうけていた時も、平気な顔をしていたが

アディがどんどん干からびてきてしまって、亡くなる前日の点滴に初めて「キャン」と泣いた

抱っこをしてお別れをしようと思ったのに、

１２月８日の「真珠湾攻撃」の日にベッドで「あばよ～」と笑って逝ってしまった

ねえねえ、アディ、もりは食わず嫌いをしているのよ。

だから、少しの時間でいいから戻ってきてくれないかな。

Photo by ぐっちパパ/Fotografica E Cachorro/All rights reserved

コメント 2

アンジェもアディちゃんくらい食に執着するタイプだったら、もっともっと長生きしたかなぁ？！
晩年、体が思うように動かなくなっても、お散歩を欠かすことのなかったアンジェ。
流動食は最初から断固拒否して、「家で寝ているだけなんてつまらないからもういいわ」とばかりに口を固く閉じて食べなくなった翌日に、呆気なく、旅立ってしまった。
だから、ほとんど痩せることもなく、ただ眠っているかのようで、すぐには信じられなかったけど・・アンジェらしくて、それも良かったのかな？！
みぃみぃはみぃみぃらしく、もりちゃんも、もりちゃんらしく、元気に楽しく毎日を過ごして、天寿を全うできれば良いよね！！





by アン姉 (2020-12-11 01:05) 

☆アン姉さん

アン姉母兄一家と出かけた時の楽しさを忘れられません
みなさまの姿を見たときにアディは「おいしいオヤツをありがとう」と満面の笑顔でダッシュして食べ（放題）食べさせていただき、アンジェちゃん、レオンくんが食べると自分が食べ尽くしているのに、やっかんで。アンジェちゃんもレオンくんも怒ることなく（あきれていたのかも）一緒に食べてました
病気がすすんでペタンコ半分以下の体重になってしまって亡くなった時に抱き上げたときの軽さを忘れられません
アンジェちゃんは慈しんでくれたご家族に最盛期のまま元気のままの姿を目焼き付けて心配かけずに旅立ったと思います
アンジェちゃん、アディが天国にもっていっただろう美味しい食べ物を狙っているから気を付けてね。
いつか私がそちらに行ったら、アディ達とアンジェちゃんのいらっしゃ～いのあの満面の笑顔で一緒に迎えてくれると嬉しいな
いつまでもアディを覚えていてくださっていてありがとうございます
本当にありがとうございます


by ぐっち (2020-12-11 10:12)